米ストレージ大手 Western Digital (WD) のアーヴィング・タン CEO は、2026 年分のハードディスク製造キャパシティが事実上完売したことを明らかにした。決算説明会で述べたもので、AI インフラ拡充に伴うデータセンター需要を背景に、主要顧客 7 社との間で供給枠の割り当てが完了。2027 年から 2028 年にかけての長期契約も成立しており、品薄状態が長引く見通し。
同社の売上構成はクラウド向けが 89% を占める一方、一般消費者向けは 5% まで低下。AI 学習用データの蓄積に不可欠な大容量 HDD の需要が、従来の PC 市場を圧倒している。供給不足とコスト高騰を受け、HDD 価格は過去 2 年間で最高水準に達しており、個人向け製品のさらなる値上がりや入手困難な状況が続く恐れがある。
米デル・テクノロジーズ、AI インフラの需要拡大でサーバー売上高が約 500 億ドル (約 7 兆 8000 億円) へ倍増の見通し。第 4 四半期決算は売上高・調整後 EPS ともに市場予想を上回った。同社は 20% の増配と 100 億ドル (約 1 兆 5000 億円) の自社株買い枠追加を合わせ発表。時間外取引で株価は 10% 急騰。
同社の AI サーバー 顧客数は 4000 社超。イーロン・マスク氏率いる xAI や、米コアウィーブ (CoreWeave) などが含まれる。メモリチップ価格の高騰を受け 12 月に値上げを実施したが、大口顧客は AI サーバーや従来型サーバーの調達を積極的に進めており、需要は底堅い。